妄言集

ここは友達に不定期に送りつけているBL妄言(個人的に怪文書と呼んでいる)を書きためておくところです。 R18かもしれんから、未成年は自己責任で見ろよ!

いじめっ子文字ネーム

タイトル通りネームです

 

自分にわかりやすいように書いてるだけなので期待はすんなよ!

 

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高校(?)に転校生が来る

「波瑠(はる)です よろしくお願いします」

気の弱そうな白髪の青年 アルビノか?

 


黒髪の柄の悪そうな美丈夫

「なんだ 転校生って男か」

モブ

「髪白いのなんなんだよ、気持ちわりー」

「澄ました顔してよ 挨拶とかしねぇのかよ」

「(思い思いの悪口)」

「そう思うだろ?章(あきら)」

黒髪(章)

「だな」

 


休み時間

モテモテの波瑠がいる

モブ

「ほんっときにくわねー……」

「よし」

「波瑠クン だっけ ちょーっとツラ貸してくんない?」

周りが静まり返る

波瑠

「……    勿論 いいよ」

章と波瑠、どちらもほくそ笑む

 


トイレ腹を殴られて尻餅をつく波瑠

モブに羽交い締めにされる

周りにはヤンキーとかギャル(いじめっ子集団)

クスクス笑ってる

「その年で全白髪って珍しいじゃん イキってるわけ?」

「肌も白いしさ ちゃんとケアしてんの? えらいねー」

「そんなんだったらさァ ちょっとくらい汚してもいいよな」

 


章のちんちんボロン

すると波瑠

「ふーーーーーーーん」

「なるほどね、それで俺に顔射するつもり?」

「……手伝ってやろうか」

「……えっ」

波瑠、しゃぶりはじめる

モブたちドン引き

章も気持ちよくて何も言えない

 


章、射精

波瑠

「……離せよ」

羽交い締めにしてたモブ、ビビる

顔にかけられた精液を拭いながら立ち上がる波瑠

「ねぇーーーーーーっ こいつ顔いいしさ 彼女さんとかいるんでしょ ここにさーーっ」

「……どいつ?」

 


ギャルのうちの一人

「あ ……あたし だけど」

波瑠

「ふーーーーーーん?」

「かわいいじゃん」

「でもさァ 不幸だねぇ こんな男に捕まって」

 


呆然としている章の背後に回る波瑠

「こういうことするって知ってたんだろ?」

「段取りも良かったし 動画も撮ってたしさァ」

「……その動画 俺に頂戴よ」

章の彼女

「へ?」

波瑠

「早く」

彼女、すぐさまエアドロップで送る

 


波瑠

「ありがと これでこの動画が いじめっ子の章クンが転校生に 無理やり しゃぶらせたって証拠になるわけだねぇ」

「ばら撒かれたら困るのお前の方だろ な さんざよがってた章クン?」

モブたちと章、青ざめる

 


波瑠

「彼女さんもさ この男やめなよ」

「惰性で付き合ってんだよ きっとこいつも」

「考えてもみなよ 転校生へのイジメの方法で 顔射しようって思うような男だよ」

「ゲイなんだろ ん? 章クン 安心しなよ 僕もだからさ」

 


章の彼女

「……サイッテー」

そう言って去っていく

「あっ おい おい! 待って……    こんな奴の言うことっ……!」

 


波瑠

「信じるよォ 多分こいつらも信じてんじゃない? だってその通りなんだもん」

青ざめる章

「なっ 何が目的だよ?」

波瑠

「んー ちょっと君に興味出てきちゃった」

「は!?」

波瑠、モブに向かって

「皆ー」

「こいつ しばらく借りるよ」

「俺の男(メス)にする」

 


そう言って去る波瑠

モブ

「あっ まっ 待って!」

「おい 先公にバラされたらヤベーぞ!」

「今のうち媚び売っとくか……」

みたいなこと言いながら波瑠を追う

 


トイレに一人残された章

脱ぎかけのズボンを見ながら

(こんな筈じゃなかったのに)

思いながらべそかく

 


こっから章が調教されてく

モブ(いじめっ子)が全員波瑠の下に着く

でも波瑠は調教して章を素直にさせたいだけなので、そのため以外にはこいつらを使わない

ちゃんと波瑠が章に好意を寄せてる描写入れる

トイレの件以来ハブられて、自分の席で一人弁当を食ってる章のとこに座って自分の弁当あーんさせたりとか良い 関係性が見えるん

入れたい展開

・章、みんなの前でスクワット騎乗位

・調教報告会(体育の時間に教師がいなくなった後生徒の前で乳首だけでイかせるとか)

・(元)彼女に手マンされて潮吹く章

・痴漢プレイ

・授業中ずっとエネマグラ挿れたまま(アナルパールでも可)

・体育の時間更衣室の椅子に縛り付けて、乳首とケツにローター仕込んだまま放置

・章の女装に「かわいい!」と言い続けるだけの会(女装を解いた後で「こっちの方が可愛いよ」囁きながらおせっせ)

尿道攻めと手マン同時にやって欲しい(願望)

・体育館倉庫でヤって欲しい(願望)

・最初との対比で皆に顔射されて欲しい(願望)

怪文書-スパダリ上司がちっさくなった話


ええと……どこから話せばいいんだろう、僕の上司……木梨さんの性格……いや、関係から?

その人が僕の彼氏だって話はしたっけ?……あ、まだ?……そんなに驚かないでよ。僕がゲイだって話は、君も知ってるじゃないか。

 


うん、そう、ずっと好きだった人だよ。僕とは真逆の性格で、背筋も真っ直ぐ伸びてて、自信家だけど嫌味っぽくなくて、仕事ができて、……惚気って訳じゃないよ……とってもかっこいい人なんだ。僕なんかには釣り合わないって、みんなわかってるくらい。

 


そんな人だったんだから、ある朝、出社した時、みんな驚いた。僕でさえも……

 


切長だった目は、くりくりとまん丸い、猫みたいなつり目になってて、いつも整髪料で固められたオールバックは、この日ばかりは下ろされていて、さらさらと風になびいていた。

肌の皺もひとつも無くなって、むきたてのゆで卵みたいにつるつるになってて。

 


……?うん、綺麗だったよ。いつもかしかしの黒髪が、きらきらしててさ。それに、頬も柔らかそうで。会社じゃなかったら、すぐ触ってた、くらい。……

 


……でも、一番びっくりしたのは、身長だった。そこは多分、みんな変わらないと思う。

だって、元々180くらいはあったんだもの。初め入ってきた時、みんなの視線の先に、木梨さんは居なかったんじゃないかな。

 


扉が勢いよく開かれた時、木梨さんは居なかった。代わりに、視界の下でひょこひょこ動くものがあった……

うん、そう。背が縮んでた……ってよりもむしろ、ちっこくなってたんだよ。

 


子供になった。って言えばわかるかな。……はは、信じられないのはわかるよ。僕だってそうだったし。でも、木梨さんの机に着いて、何事もない、みたいに仕事し始めるもんだから、みんなも次第に、気にしなくなっていた。

 


多分、だけど、みんなどこかのタイミングで、本当に木梨さんなんだって気付いたんじゃないかな。……え?僕?僕はね……ある事があったからかな。

あ、うん。恥ずかしいけど……いいよ。話すよ。……

 


木梨さんが小さくなって三日くらい経った頃かな。……うん、三日。だって、恋人だよ?それも、とっっってもかっこいい……うん、正直、信じたくなかったのもあるよ。だぼだぼのスーツを不慣れに着てる子供が……木梨さんだなんて。

 


流石にそんな体では、一人では帰せないから、僕が車で送ってたんだ。

あ……うん、へへ、実は日課なんだけど……木梨さんの家が近いから。

 


元々、木梨さんがエスコートしたりしてくれてたんだ。細かいことでも気がつく人だから……

ふふ、僕とは正反対だよね。うん、わかるよ。

……でもさ。この日は、そうも言ってられないじゃない?

僕が木梨さんのために何かする……なんて、したことなかったし、させてくれない人だったから……

 


あ、ごめん。私情が入っちゃって。

で……あ、そうそう。送り迎えの話。

いつもは仕事だとか、たあいない話だとかで盛り上がるんだけど。……正直、子供になった木梨さんとは、どうやって話せばいいのかわからなくて。

 


え?……あ、うん。もちろん聞いたよ。

「あの……木梨さん、もし、失礼じゃなかったら……一つだけ、聞いても……いいですか?」って。

そしたら……

「ん、ああ、いいよ。……まぁ、概ね察しはついているけどね。」

 


口調はいつもの木梨さんなんだ。けど、声は高いし、舌も回ってない。小学生くらいの男の子にしか見えないんだよ。……つい先日、会った時には、三十代のかっこいい大人だったのに。

 


「ですよね……その、多分、お察しの通りだと……思いますけど……」

「うん。」

「木梨さんは……どうしてそんな……あの、体?……に、なっちゃったんですか?」

「うん……。わからない。」

「わからない!?……って、そんな……」

「わからないのはわからないよ。朝起きたらこれだった。魔法でもかけられたのかね?」

 


そんなこと言いながら、けらけら笑ってた。

その姿に……少し、腹が立った。

どうして自分の体に、そこまで無頓着でいられるのか、考え出したら止まらなかった。僕には関係のないことだと、知りながら。

 


「っ、……、木、木梨、さん、は……!」

つい、語気が荒くなった。ハンドルを持つ手が、震えていたのを覚えてるよ。

でも、木梨さんは、きょとんとした顔で見つめてくるばかりだった。まんまるの目で、こちらを諭すように、じぃーっと。

 


それで、なんだか恥ずかしくなって、

「ぅあ、あの……なんというか……」

なんてさ、弱々しくなっちゃって。ふふ、恥ずかしいな……

「その体、で、困らないん……ですか?」

 


結局、聞けたのはそんな取り留めもないことだった。

でもね、でも……こっからだよ?ちゃんと聞いててね。

 


うん……、それでさ。それを聞いたタイミングで、丁度木梨さんの家に着いちゃったんだ。会社近くのマンションの駐車場で、最悪だ……って、その時は思った。

 


そしたら木梨さんが、呟き出した。

「そりゃあ……最初の日は、戸惑ったさ。

 何が起こっているのか分からなかった。夢かと思った。けど覚める気配が一向になかったから、とりあえず出社した。

 ……そしたら、思ったより良いものだよ。」

 


「……へ?」

思ってもない答えに、間抜けな声を漏らしてしまった。

木梨さんはそれも気にせず、続ける。

 


「これまで、気づけなかったことに気づける。

 視線が低くなっただけじゃない。何か、みんなが接し方を変えるから、人の見え方も変わってくる。

 ……特に、君はそうだ。」

瞬間、僕の頭は、木梨さんの方へ引っ張られた。

 


小さい手が、がっしりと頭側を掴んで離さない。

そのままの姿勢で、目を逸らさずに、木梨さんから言われたことは、絶対忘れないだろうと思う。

「君は業務中も、よく僕と目が合うだろう。

 特に決まって、何かやらかした後は、だ。

 どういうことかわかるかい?

 


 君は、ずっと下を向いてるだろう。背は折り曲がって、書類を抱える手には力が入りすぎて、震えてる。

 何か言いたげな顔は、不可思議に歪んだ表情だと、自覚してないだろう。

 


 そのくせ、これまで一度も相談されたことがなかった。当たり前だな、君の性格だ、自分から話を持ちかけるなんて、できるわけがない。

 悲しくなるな。自分が不甲斐ないよ。君をもっとよく見ていたら、早く気づけていたかもしれないのに。」

 


 そう言って、僕に短いキスをした。

 これまでやられた中で、一番温かいキスだった。

 あまりに不意を突かれたから、長く、長く感じられてさ。それに、最中に目があったのも、これが初めてだった。

 時間にしたら、1秒もなかったけど、それだけの行為に、どれほどの愛が籠っていたか!

 不確かな格言とか、ネットで見つけた漫画とか、そんなあやふやなものとは比べ物にならないほど、確かなものを受け取った気がした。

 あれを多分、愛とか、希望とかいうんだと思う。どれだけ落ち込んでも、どれだけ失敗しても、僕を大切にしてくれている人がいる、という、確固たる自信。

 そんなものを受け取ったのは、これが初めてだったから。

 


 僕が呆けていると、木梨さんはいたずらっぽく笑って「いつでもいいからな」とだけ言って、帰っていった。

 その後ろ姿や、記憶や、唇に残るほんの少しの温もりで、僕は木梨さんがほんとうの木梨さんなんだと、その時初めて思えたんだ。

 


 ……え?うん、惚気だけどさ。こんな話も、誰かに聞かせたくなって。

 ……あ、ああ、僕の隣の子供?うん、この人が木梨さんだよ。

 

 だから恥ずかしかったんだよ……僕の気持ちとか、全部聞かれちゃうからさ。

 でも、本物を見ないと信じられないでしょ?だからさ、連れてきてみたんだ。

 うん、うん。それじゃさ、少しだけ飲もっか。木梨さんも。……勿論、お酒はだめだけど。

怪文書 No.4

ここは友達に不定期に送りつけているBL妄言(個人的に怪文書と呼んでいる)を書きためておくところです。

 

R18かもしれんから、未成年は自己責任で見ろよ!

 

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3Pカップル(?)の話。

今回は会話形式でお送りします。

 

「ヤろうや…………」
『唐突だし嫌だな』


「まあそういうと思いました」
『はぁ』
「なのでこちら」

 

「開発済の媚薬を盛られた顔のいいモブがいます」
『そこまで属性盛ってたらもうモブではなくない?』
「喉もケツも開発してるから同時に突っ込めるぞ」
サイコパスか?本人の意思は?』
《ひぅ゛っ♡あ゛、あぇ゛♡♡
 ちっ♡ちんちん♡、くだひゃ、ぁ゛ゔぅーっっ♡♡♡》
『仕上がってんなもう』

 

『なぁ、一応聞くけど法には引っかかってないよな?』
「安心してくれ!一人暮らしの快楽主義なクソヤリチンを攫ってきたから誰にも訴えられないぞ」
『倫理観どこ捨てたの???』

 

「なんださっきから文句ばっかり!大丈夫だよなー、ハルキ!気持ちいいのだいすきだもんなー?」
《ぅ゛んっ♡しゅきっ♡♡しゅぎぃ゛っっ゛♡♡♡》
「な!?」
『何が「な?」だ』

 

『親とかに訴えられたらどうするんだよマジで』
「そこも大丈夫だ!媚薬キメてるからこんなんなってるだけだからな」
『…………そう……』

 

「なんだよー!こんな都合よくどんなプレイにも耐えられるM男いないぞー?」
『また属性が盛られたよ
 それに俺は…………お前とだけしたいんだよ、ユウ…………』
「え、くーちゃん…………」

 

「まぁそれは嬉しいけど俺も下は嫌だからこいつとも愛育もうぜ!」
『あ゛ーーーーーもう!!!!!』

 

 

 

〜半年後〜

 

『ユウ!早くしねぇと電車に遅れるぞー!』
「くーちゃん!待ってよーっ!」
《ユウー!くぬぎー!二人とも、お弁当忘れてるよー!》
「っとと、あぶない……くーちゃんには俺が渡しとくよ!あんがと!」
《うん、ふふ、いってらっしゃい
 早く帰ってきてね?今日は準備して待ってるから……♡》

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終わり。

以下人物紹介。


「ユウ」
倫理観ゼロの万年発情期。ハルキを快楽堕ちさせた上でくぬぎに紹介した狂人。総攻め。


『くぬぎ』
倫理観しっかり一般人。実はこっそり開発しており、イけるようになっていたのだが、完全に無駄になった。しかしいつか抱かれる日が来るのではないかと、今も開発を継続している。リバ。


《ハルキ》
被害者だが幸せそうなのでいいんじゃないですかね。クソヤリチンだったが開発調教の結果人妻になった。総受けだがくぬぎが勝手にこいつのちんちんをけつに突っ込むことがある。実質リバ。

 

 

毎回毎回こんなものが送られてくる友達の気持ちにもなれ。

怪文書 No.3

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乳首当てゲームして秒で負ける生意気受け。

 

「暇だな......」

その言葉を発したのは、他でもない受けの方だった。

夏の暑い日。爽やかな汗が、受けの体を濡らす。

 

スポーツで得られた筋肉は、不自然に盛り上がっているところはない。

背中、胸、腕、脚......全ての部位が適度に引き締まっており、美しい曲線を描いている。

 

「まぁ、自習だしな」

攻めの声が狭い倉庫内で響く。

体育倉庫の中、自習だからと各々の理由でだらけている二人は、その退屈を凌ぐための方法を探していた。

 

「まさかお前もサボりとはね」

攻めが、不思議そうに言う。

長身ではあるが、体育着から伸びる手足は中肉。誰がどう見ても、運動する体ではない。

 

だからこそ、不思議だった。

「お前、スポーツ好きじゃないの?」

「全然?やれるからやってるだけだよ......はぁ」

その返答は、攻めにとっては意外なもので。しかし、その口調やため息、今ここにいると言う事実こそが、その言葉が真実なのだと物語っている。

 

「へぇ......羨ましいな、全く」

「そんな良いもんじゃないさ、それより俺は、お前がサボってるってのがだいぶ新鮮だぜ、委員長?」

「……まあ、優等生で通してるけどなぁ……

    やらないで良いんならやりたくないね」

「はは、同感」

 

他愛もない会話で、時間が過ぎていく。クーラーの届かない真夏の倉庫は、いるだけで汗ばむほど暑い。

 

「......なぁ、なんか暇潰せるゲーム知らない?」

「あー……しりとりでもする?」

「やだよ、ガキじゃねぇんだから」

「……ガキじゃない、って……

    じゃあガキくさくない遊びがいいのか?」

「んー、そうだな、ある?何か」

 

そこで会話が一瞬途切れた。それは考え込んでのことではなく、攻めの煩悩が、一つの答えを導き出してしまったためである。

 

「あっ、…………あー、一つ思いついた……」

「おっ、なになに?」

「あのさ……

 

    乳首当てゲーム、ってどうかな……」

 

受けの顔が、みるみる青くなった。

「え、お前、そう言う趣味して......」

「っあ゛ー!違う違う違う!いや違わないけど……

    っ、じゃなくて!お前がゲームしたいつったんだろ!?」

「いや、仮にも優等生の友達からそんな言葉出て来ると思わねぇじゃん!?なに乳首当てゲームって!?」

「乳首当てるゲームだよ!」

「知ってるよォ゛!!!!!!」

 

受けの綺麗な顔も、この時ばかりはよくわからない感情で歪んでいた。少しウェーブのかかった、いわゆる猫ッ毛の髪を振り乱しながら、全力で抗議する。

 

「やだやだやだやだ怖い怖い怖い!なんでさ!?」

「なんでって……………っ、お、お前、っが!!

 ゲームしようって言ってきたんだろ!?」

「それしか言わねぇなさっきから!?なに?俺が悪いのこれ!?」

「この際そうだよ!」

「そうなの!?」

 

「っ、あー、あー!わかったよやるよ!もぅ……」

とうとう受けも根負けして、積まれたマットから飛び降りる。

じゃんけんで負けてしまったので、攻めが先行となった。

 

そこで、ある事実に気付いてしまった。

「?、ど、どうしたよ……早くやれよ、終わんねぇだろ!?」

顔を真っ赤にして、すこし俯きぎみに受けが言う。

日に焼けた肌が窓からの光に照らされて、あどけない可愛さを......

 

とか、そんな場合ではない。

問題なのは、受けの体育着である。

先ほどから、この暑い部屋で汗だくになっていたのだから、必然ではある。

だが。

 

乳首、透けてる。

乳首、すでに透けてる。

もうどうしようもない。勝つしかない。見えてるんだもの。

 

攻めは、しかし躊躇していた。本当にいいのか?一発で勝っていいものか?こう言うのって……

でも見えてんだよな。チクショウ、誘いやがって……

 

ええい、ままよ!

 

攻めは行き場をなくした両手を、真っ直ぐ受けの乳首へと突き立てた。

 

「ん゛ぅっ……♡」

瞬間、甘い声が受けの口から漏れる。

 

お互い、信じられない、と言った面持ちで、顔を見合わせた。

 

「ぅ、あ、え、えーと…………

   ち、乳首、弱いんだな……」

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終わり。

また続きそうなものが生まれてしまった。

怪文書 No.2

ここは友達に不定期に送りつけているBL妄言(個人的に怪文書と呼んでいる)を書きためておくところです。

 

R18かもしれんから、未成年は自己責任で見ろよ!

 

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前回の続き。

 

べろり、と人外が体を舐め回す。

唾液がついたところから、体が熱くなっていく。

おそらく、それはこの獣にとっての「前戯」なのだろう。

じんじんと火照るからだに風が吹きつけるたび、頭の中で何かが渦を巻いて弾けるのがわかる。

 

しかし、その甘い快感も、先ほどの弾けるような絶頂には程遠かった。

受けはこの疼きを、乾きにも、痒みにもよく似たその感覚を、早く上書きしたがった。

「はっ゛、は、はやっ、ぐ、ぅ゛.......♡♡

   もう、っ♡まて、なあ゛っ♡♡」

 

先ほど、なににも勝る絶頂を経験した後だと言うのに、受けは恋人に甘えるように、そうねだる。

すると、人外がゆっくり、そのペニスを、受けの菊門に近づけた。

 

ぐちゅり、ぐちゅ、と、淫猥な音を立てて、そのあからさまに人への使用など想定されていない逸物が、受けの体内へと収まっていく。

 

「う゛っ!?、はあ゛♡♡やぁ゛、やっ、ばぁ♡

   ふぅ゛っっ♡♡ひ、いい゛っっ♡」

ゆっくり、ゆっくりと、その歪なモノが、受けのアナルを蹂躙していく。

 

十数秒かけてそれは、受けによって全て咥え込まれた。

それだけだが、それだけで受けの理性を壊すには、十分すぎるくらいだった。

 

「う、ぅ゛お゛♡、ぅ゛ーーっ♡」

先ほどまで喉の奥に収まっていたものが、たかが喉の奥だけで強烈な快楽を覚えたものが、今は性器にも等しくなった受けの腸内に収まっている。

 

ただ、ゆっくりと挿入しただけ。ただ、体内にあるだけ。なに一つ動いておらず、刺激もしていない。

 

しかし、人外のペニス表面に付着している媚薬のような体液が、前立腺に、腸内に、自分の一番気持ちいいところに浸透していく。

 

それだけで受けは、すでに数回の絶頂を迎えていた。

息をすることさえ快楽につながり、その度に心地の良い苦しみを味わう。絶頂のたびに尻が締め付けを増し、より強烈な快楽が生まれる。

 

人外が、受けに顔を近づけ、

 

がばりと、その大口を開けた。

 

そして、受けの首元に、噛みついた。

 

いや、甘噛み、と言う方が正しい。牙を立てない、愛撫のような噛みつき。

そして、受けの方を上目遣いで、そっと覗き込んみ、喉を鳴らした。まるで、動いてもいい?と問うように。

 

それは、受けにも伝わった。

「いいよ......♡」優しく話しかけると、やおら人外は腰を動かし始めた。

 

優しく、優しく腰が前後する。

受けが身悶えしながら、情景とはちぐはぐなほど激しく喘ぐ。

すると、受けを抱きしめるように、人外の長い上肢が、受けを包み込んだ。

 

受けは驚いたけれど、なぜかそれが心地よかった。

思えば自分がこんな森に来たのも、社会から必要とされずに、居場所もなく、死場所を求めてのことだった。

 

それが今では、どうだろう。

どういうわけか、こんな獣と相対し、襲われ、しかし今はこうして、お互いに愛し合っている。

 

一つ、溢れた涙が、セックスの快楽のせいか、それとも獣が自分を愛してくれるからか、わからない。

 

いつのまにか行為は最早、動物どうしの交尾だとさえ言えるほど激しくなっていた。

お互いがお互いを貪り合い、愛し合い、子をなそうとしている。

人外の怒張したペニスが、より一層の膨張を始めた。

 

「う゛お゛♡、ひ、で、でぅ゛、?♡♡♡

    だし、て、ぇ゛っっ♡♡♡なかにっ゛っっ♡な ♡♡♡おねがぁ゛っっっ♡♡♡♡」

人外が、遠吠えのような鳴き声を上げる。

 

瞬間、人外の男性器から、先ほどとは比べ物にならないほど濃い精液が、迸った。

 

「ぅ゛あ゛ーーーーーーーーっっっっ゛!?!?♡♡♡♡っが、ぁあ゛う゛♡♡ゔぅぉ゛♡♡♡♡」

凄まじい快楽が、全身を灼く。身動ぎもできないほどに体が重くなり、意識が朦朧とするほどの強烈な快感に、抵抗もできずいたずらに曝される。

 

「っ゛ひ、ゅぅ゛ーーっ........♡♡♡っ、っ♡♡♡」

あまりの激しさに、声すら出なくなった。

次第に、意識が遠のく。

快楽の海に溺れたまま、受けは意識を手放した。

 

...

 

……

 

………

 

次に目を覚ました時、受けは見知らぬ民家にいた。

あれ、こんなところ、知らないぞ……

まだ夢でも見てるのか?

そう思ったが、やけに重い足音がするのを聞いて、そうではないとすぐに悟った。

 

ひょこりと顔を出したのは、人外だった。

「あ......ここ、お前の家……なのか?」

人外は否定も肯定もせず、ただ安心したようにそばにいるだった。

 

あたりを見回すと、民家に人の気配はない。……いや、人がいた気配はある。しかしどれも古い血痕ばかりで、家具もろくになければ、壁や天井にも穴が空いている。

 

ここを住処にしてたんだな。ずっと……一人で。

受けは人外を見つめる。そっか、お前も一人だったんだな。

そうおもうと、自然に言葉が出てきた。

 

「これからよろしくね。」

これからは、二人で生きていくんだ、ずっと。

受けはしかし、もしかしたら、と思いながら、人外の精子を受け止めた胎を撫でた。

 

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終わり。続きの予定はないです。

オメガバースにしようかと思ったけどやめた。

怪文書 No.1

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R18かもしれんから、未成年は自己責任で見ろよ!

 

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野生的な人外せっくすが見たい

 

人外に追われ、囚われて組み伏され、ああ食べられるんだ、と思った受け

 

しかし人外はこちらの反応を伺うように、静かに、また情熱的な視線を向け、同時にぬらぬらとした舌で舐め回してくる

 

 

下半身には異様な形の勃起した性器がそびえ、それは人のとは比べるべくもないほど大きく、濃厚な香りを放ち、脳が痺れて、目が離せなくて、否が応でも、自分が下であることを、文字通り獣のように交わることを想起させて、体が内側からじんと熱くなる

 

それを感じ取ってか、人外は力を緩めた
その瞬間、受けが起き上がる
しかしそれは、逃げるためではなく、人としての性行為を行うためだった。


あるいは、本能なのかもしれない。怒張した性器はわずかに、粘性の強い液体で濡れており、それが媚薬のような香りを放ち、受けの体を自ずから引き寄せた。

人外はまた組み伏せようと力を込めるが、受けのとった行動は、自らの口で人外に奉仕することだった。

 

人外にとっても未知の刺激は、それ以上の行動を起こす余地を失わせた。
交尾ではない性交の快感に、身悶えする。小さく喉を鳴らすような鳴き声は、喘ぎ声のようにも聞こえる。

 

人外の男根を濡らしていた淫靡な液体は、媚薬の類であったらしい。
口内に匂いが広がるたび、口と男性器が擦れるたび、喉奥まで咥えるたびに、強烈な快感が体を貫く。

 

これを......これを挿入してしまえば、どうなってしまうのだろう。そう考えるたびに、快感とは別の疼きが起こる。

 

不意に、人外の嗚咽が大きくなった。同時に性器はさらに膨らみ、まるで爆発寸前の手榴弾のようだった。

 

絶頂が近いのだ。受けはそう確信し、さらに激しく責め立てる。
鳴き声が最高潮に達し、周りの音すら聞こえなくなった時、

それは、爆発した。

 

「ぅ゛ぶゔっ!?、お゛あ゛♡♡、っぶぇ゛っっっ♡♡♡」
精液が体の中にぶちまけられた瞬間、今までとは桁が違うほどの快感が押し寄せた。
精液に触れた細胞ひとつひとつが個別に意思を持ち、同時に絶頂しているような。

 

「ーーーーーーっっ♡♡♡♡」
しばらく、声さえ出なかった。口内から性器が引き出された後も、その絶頂は続き、そこをのたうちまわることさえできず、自分のとは思えないほどに重くなった体で、メスイキよりも何倍も何倍も強い快楽を、ただ愚直に受け止めるしかできなかった。

 

人外が、受けの肌を触る。それすらも快楽の種になり、体に雷のような感覚が走る。
そして、受けは再び押し倒された。

 

ああ、本番が始まるんだ。
そう思った受けは自分でもよくわからない、おそらくは期待とか恐怖が混ざった感覚で、身震いした。

 

顔が近づく。恐ろしげな人外の顔さえ、愛しく見える。
思わずキスをしてしまう。舌を入れても、人外は噛みちぎるそぶりさえ見せず、むしろ舌を絡ませて、ヒトのようなディープキスを行う。

 

それから、受けは自分で菊門を押し広げ、
「こっ、ここ、ここ、が、おれっ、、の、だから、」
と、辿々しい口ぶりで言う。
それに呼応したように、人外は恐る恐る、性器をそこに近づける。

 

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ここまで。ここからは有料です。嘘。

 

続きは気が向いたら書きます。しかしこれ送られる友達、可哀想だな。